韓日産業·技術協力財団は、日本との産業技術協力の促進を通じた韓国中小企業の技術力向上を目的とし、
1992年の韓日首脳会談での合意により設立されました。

弊財団は技術人材の養成、技術指導、ビジネスマッチング、企業人の交流等、様々な日本との協力事業の推進を通じて企業と国の経済発展に寄与しています。

日本との協力事業が円滑に推進されるよう、多大なるご支援とご協力を惜しまない両国政府、関係機関、並びに企業人の皆様に心より感謝申し上げます。

天然資源不足により製造業を基盤とした輸出中心の産業構造を持つ韓国は、類似した産業構造を持つ日本との協力を通じて互いの強みを合わせることで大きなシナジー効果を出すことができます。

相互間の貿易、投資、人的交流を更に拡大していく必要があり、ひいては東アジア地域を一つの経済圏とする経済共同体の構築においても両国の先導的な役割と協力が大変重要であると考え、弊財団では日本との協力において最前線の窓口としての役割に最善を尽くしていく所存です。

最近は新型コロナウイルスの影響で世界経済が困難に直面しており、また韓日関係も葛藤が続いている状況ですが、このような時こそ力を合わせて危機を乗り越えていくことを期待し、弊財団も尽力して参りますので温かいご声援とご指導ご鞭撻のほど宜しくお願いいたします。

ありがとうございます。

(財)韓日産業・技術協力財団　理事長